松原照子の次なる地震予言。2015年

このニュースを見たとき、「ああ、やはり来るのか」という懸念と、「何をいまさら」という思いがあった。
何をいまさら、というのは当然、日本が地震大国と言われているくらい地震が頻発している国だからである。
震度2や3は当たり前。4や5でも、そうそう驚かないのが日本国民である。他国の住人からすれば、とてもではないが信じられない、というのが本音だろう。

しかし、日本に生まれ育っていれば、いやでも地震には慣れてしまうものである。いや、地震だけではなく台風も含めるべきだろうか。いずれにせよ、わざわざ占い師が言うまでも無く、日本は地震がとかく多い国であるだろう。

しかし、今回は首都圏内にて大地震が発生するかもしれないというのが、予言者で有名な松原照子氏の言い分らしい。確かに彼女は、先の東日本大震災をも言い当てており、その信頼性は業界内でも高いようだ。
実際、東京付近で東日本大震災並みの地震が起きたならば、被害はどのくらいにまで広がるのだろうか。

まず、交通網は全て使えなくなり、物流は致命的な打撃を受けるだろう。更に、首都圏での埋立地などは地盤が弱いため、津波どころか地震だけで家屋が倒壊しかねないだろう。日本の建造物は耐震構造となってはいるものの、地盤の弱さまで考慮しているとは考えにくい。内陸地はまだしも、沿岸部分はおそらく、耐えられないと思われる。

仮に、地震による直接的な被害が東京都中心であったとしても、それに伴う経済の停滞はやはり痛手であるだろう。あくまで予想に過ぎないが、東日本大震災以上のパニック状態になるのではないだろうか。
そう考えると、日本にとって首都圏がどれだけウィークポイントであるのかが分かるのである。

彼女、松原照子氏は2015年までに、もう一度大きな地震がくると予言している。これは、地震を研究している琉球大所属の木村政昭名誉教授も同様の意見のようだ。
確かに、今後大きな地震が発生しうるというのは、これまでも幾度と無く囁かれてきていた。
将来、大地震が来るか否かを知る術はないが、それでも一応備えだけはしておいたほうがいいのかもしれない。

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